glassチニアシツケル

ガラス作家遠藤章子”ふれるかたち”

shokoendo/遠藤章子/glasswork from pleh on Vimeo.


 

“ふれるかたち”

物に一つ体験を加える
ふれる・さわる・なでる

“ふれる為の形”
それは
“ふれたくなる形”
でもある

元々はアートギャラリーなどで活動していた遠藤章子さん
お子さんが生まれてから、制作活動からは離れていた
「子供ができてから見える景色や価値観が変わった」と言う遠藤さん
2018年に制作を再開した際に、自分の生み出すものまで変わったという

彼女の作り出した”ふれるかたち”
作品に一目惚れしたのがはじまりで
遠藤さんがわざわざ会いに来てくれた

作品と一緒に色んなお話を聞いて
「この人が生きていく上で大切に思う事が作品から溢れ出ている」と腑に落ちた

誤解を恐れずに言うと、お子さんが生まれる前の作品も素敵だが、誕生後に制作された”ふれるかたち”の芯の強さに心惹かれた。

“物を愛でるコト・自然を愛でるコト・人を愛するコト”

全ては繋がっていると思う
そのどれかを愛せることができる人は
他のどれをも無意識に大切にして生きている

画像では伝わらない
いくら撮っても伝わらない

せめてもと動画を撮影しました

“ふれるかたち”

とても優しく穏やかで
でもたしかに感じる力強さ

自然の中で見つけた繊細な繭のような
葉に垂れる雨雫のかがやきのような
かぜに吹かれ飛んでいくタンポポの綿毛のような

触れたくて
手の中に留めたいけれど
儚く消える
そんな美しさに似たもの
それでいて
”ふれる”ことのできるもの

チニアシツケルに仲間入りした新しい作品
是非手にとってお楽しみください

 


-作品「ふれるかたち」シリーズについて-

子供が産まれ育児に追われ「何かをつくること」から離れている間でも、うつくしいと思うものこと、いとおしく思うものことは、ふとした瞬間に目の前にあらわれた。記憶も景色も日々うつろい変わり、消えていくものもある。

その時々の機微をどこかに残したいと思った。

そういう気持ちが「ふれるかたち」を作るに至った根底にある。
内側に留まる光や、輪郭を見ること。

手のひらに乗せ、質感や温度、重みをあじわうこと。
それらを介して広がる空間を感じること。
そんな風に「ふれるかたち」が作用してくれると嬉しい。

2019/04/18 作家より


■profile

遠藤章子/shoko endo

1985年

新潟県三条市生まれ。

2004年

筑波大学芸術専門学群入学。在学中ガラスを素材とした造形制作を学ぶ。

2008年

同大学卒業後ジュエリー会社に就職。営業アシスタントやデザイナーアシスタント業に携わる。

2010年

大学院受験を決意し、退社。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻クラフト領域入学。

2012年

同大学大学院修了。修了後芸術系特任研究員として勤務しながら、個展やグループ展を中心に作家活動を開始する。

2016年

長男出産。研究員任期満了につき、筑波大学退職。

2017年

夫の転職に伴い、カナダ・モントリオールへ転居。

2018年

帰国。出産育児のため休止していた制作活動を自宅にて再開し現在に至る。茨城県東海村在住。

主な活動歴

個展「空白のかたまり」(Café et Galerie Moineau/東京/2011年)

International Glass Prize (Glazen Huis/Lommel,Belgium /2012年)

個展「あるかたち」(Café et Galerie Moineau/東京/2012年)

「かたちのないかたち 遠藤章子・柵瀬茉莉子」(Galerie Paris/横浜/2013年)

「Female timesⅡ -新たな時代を刻む女性美術家たち-

(Bunkamura Box Gallery/東京/2013年)

「工房からの風 Craft in action

個展「満ちること」(GALLERY RUEVENT/東京/2014年)

個展「ある場所」(プリズムプラス/東京/2014年)


作家Instagram@shokoendo.glassworks

https://www.instagram.com/shokoendo.glassworks/?hl=ja